HP LaserJet Enterprise P3015 Printer series - デバイスのセキュリティ設定

[デバイスのセキュリティ設定] 画面では、セキュリティのレベルを設定します。以下の図と表に、
この画面の使用方法を示します。

図

3-11

[デバイスのセキュリティ設定] 画面 –

1/2

1

2

3

4

5

JAWW

セキュリティ

39

図

3-12

[デバイスのセキュリティ設定] 画面 –

2/2

6

7

8

9

11

10

表

3-7

セキュリティ設定

番号

画面の領域

領域に表示される情報、または領域の機能

1

[デバイス パスワー
ド]

[デバイス パスワード] セクションで、

16 文字以下の EWS 管理者パスワードを設

定できます。このセクションには、以下のフィールドがあります。

●

[古いパスワード] – [古いパスワード] フィールドは、常に表示されます。こ
のパスワードを変更する場合や無効にする場合は、その前にこのフィールドに
正しいパスワードを入力する必要があります。デバイス パスワードが設定され
ていない場合は、[古いパスワード] フィールドにはテキスト ボックスの代わ
りに [設定されていません] と表示されます。

●

[新規パスワード] – [新規パスワード] フィールドは、常に表示されます。こ
のフィールドに新規パスワードを入力して、パスワードの設定や設定されたパ
スワードの変更を行うことができます

([古いパスワード] フィールドには、正

しいパスワードが移入されます

)。空のフィールドを適用されている場合、この

パスワードは設定されません。

●

[パスワードの確認] – [パスワードの確認] フィールドは、常に表示されま
す。現在のパスワードを変更する場合は、

[新規パスワード] フィールドのパス

ワードを繰り返して入力する必要があります。

40

第

3 章 設定 画面からの製品の設定

JAWW

番号

画面の領域

領域に表示される情報、または領域の機能

2

[

PJL パスワード]

[

PJL パスワード] セクションで、デバイスに送信されるジョブからのアクセスを制

限する

PJL パスワードを設定できます。このパスワードは、1 から 2147483647

までの数値になります。このセクションには、以下のフィールドがあります。

●

[古いパスワード] – [古いパスワード] フィールドは、常に表示されます。こ
のパスワードを変更する場合や無効にする場合は、その前にこのフィールドに
正しいパスワードを入力する必要があります。デバイス パスワードが設定され
ていない場合は、[古いパスワード] フィールドにはテキスト ボックスの代わ
りに [設定されていません] と表示されます。

●

[新規パスワード] – [新規パスワード] フィールドは、常に表示されます。こ
のフィールドに新規パスワードを入力して、パスワードの設定や設定されたパ
スワードの変更を行うことができます

([古いパスワード] フィールドには、正

しいパスワードが移入されます

)。空のフィールドを適用されている場合、この

パスワードは設定されません。

●

[パスワードの確認] – [パスワードの確認] フィールドは、常に表示されま
す。現在のパスワードを変更する場合は、

[新規パスワード] フィールドのパス

ワードを繰り返して入力する必要があります。

3

[ファイル システ
ム パスワード]

[ファイル システム パスワード] セクションで、

8 文字未満のファイル システム

パスワードを設定できます。ファイル システム パスワードは、許可されていない
アクセスからデバイスのデータ ストレージ システム オプションを保護するための
ものです。ファイル システム パスワードを設定すると、データ ストレージ シス
テムに影響を与える設定を許可する前に、パスワードが要求されます。該当する設
定には、ファイル消去モード、セキュア ストレージ消去、ファイル システム アク
セス オプションなどがあります。このセクションには、以下のフィールドがありま
す。

●

[古いパスワード] – [古いパスワード] フィールドは、常に表示されます。こ
のパスワードを変更する場合や無効にする場合は、その前にこのフィールドに
正しいパスワードを入力する必要があります。デバイス パスワードが設定され
ていない場合は、[古いパスワード] フィールドにはテキスト ボックスの代わ
りに [設定されていません] と表示されます。

●

[新規パスワード] – [新規パスワード] フィールドは、常に表示されます。こ
のフィールドに新規パスワードを入力して、パスワードの設定や設定されたパ
スワードの変更を行うことができます

([古いパスワード] フィールドには、正

しいパスワードが移入されます

)。空のフィールドを適用されている場合、この

パスワードは設定されません。

●

[パスワードの確認] – [パスワードの確認] フィールドは、常に表示されま
す。現在のパスワードを変更する場合は、

[新規パスワード] フィールドのパス

ワードを繰り返して入力する必要があります。

4

[ファイル システ
ム アクセス設定]

[ファイル システム アクセス設定] セクションで、各種ディスク アクセスを有効
または無効にできます。このセクションには、以下のチェック ボックスがあり
ます。

●

[

PJL ディスク アクセス] – チェック ボックス フィールドです。オンにする

と、

PJL ディスク アクセスが有効になります。

●

[

SNMP ディスク アクセス] – チェック ボックス フィールドです。オンにす

ると、

SNMP ディスク アクセスが有効になります。

●

[

NFS ディスク アクセス] – チェック ボックス フィールドです。オンにする

と、

NFS ディスク アクセスが有効になります。

●

[

PS ディスク アクセス] – チェック ボックス フィールドです。オンにする

と、

PS (PostScript) ディスク アクセスが有効になります。PS ディスク アク

セスを有効にすると、

PS タイプのファイルを印刷できます。

5

[

USB 印刷]

この機能を使用して、ホスト

USB デバイスからの直接接続による印刷を有効また

は無効にできます。

表

3-7

セキュリティ設定 (続き)

JAWW

セキュリティ

41

番号

画面の領域

領域に表示される情報、または領域の機能

6

[ファイル消去モー
ド]

[ファイル消去モード] セクションで、ファイル消去モードを選択できます。このモ
ードを選択するには、ファイル システム アクセス パスワードを設定する必要があ
ります。このセクションは、以下で構成されています。

●

[非セキュア高速消去] – ラジオ ボタンです。デバイスを非セキュア高速消去
モードに設定する場合に選択します。識別情報を消去することによりファイル
を消去するため、最速のスピードで消去できます。

●

[セキュア高速消去] – ラジオ ボタンです。デバイスをセキュア高速消去モー
ドに設定する場合に選択します。任意の文字で上書きすることによりファイル
を消去するため、消去スピードは若干遅くなります。

●

[セキュア サニタイズ消去] – ラジオ ボタンです。デバイスをセキュア サニ
タイズ消去モードに設定する場合に選択します。

3 回上書きすることによりファ

イルを消去するため、消去スピードは最も遅くなります。

7

[コントロール パネ
ルのアクセス ロッ
ク]

[コントロール パネルのアクセス ロック] セクションで、コントロール パネルの
ロック レベルを選択できます。このセクションは、以下で構成されています。

●

[メニュー ロックの解除] – ラジオ ボタンです。[メニュー ロックの解除] を
選択すると、コントロール パネルのロックが解除され、ユーザーがコントロー
ル パネルのメニューにアクセスできるようになります

(サービス メニューを

除く

)。

●

[最小限のメニュー ロック] – ラジオ ボタンです。[最小限のメニュー ロッ
ク] を選択すると、コントロール パネルに最小限のロックが設定されます。ネ
ットワーク上のデバイスに影響を与えるシステム設定メニューのみが削除され
ます。

●

[中程度のメニュー ロック] – ラジオ ボタンです。[中程度のメニュー ロッ
ク] を選択すると、コントロール パネルに中程度のロックが設定されます。特
定のジョブ以外のすべての設定メニューが削除されます。

●

[中間メニュー ロック] – ラジオ ボタンです。[中間メニュー ロック] を選択
すると、コントロール パネルに中程度のロックが設定されます。用紙処理メニ
ューと特定のジョブ以外のすべての設定メニューが削除されます。

●

[最大メニュー ロック] – ラジオ ボタンです。[最大メニュー ロック] を選択
すると、コントロール パネルに最大のロックが設定されます。すべての設定メ
ニューが削除されます。

コントロール パネルのアクセス ロックを設定すると、コントロール パネルのこれ
らの設定にまったくアクセスできなくなります。これらの設定へのアクセスを許可
することができなくなりますので注意してください。

表

3-7

セキュリティ設定 (続き)

42

第

3 章 設定 画面からの製品の設定

JAWW

番号

画面の領域

領域に表示される情報、または領域の機能

8

[ホームページ

(内

蔵

Web サーバ) オ

プション]

[ホームページ

(内蔵 Web サーバ) オプション] セクションで、EWS Web ページ

で有効または無効にするオプションを選択できます。このセクションは、以下で構
成されています。

●

[情報タブに印刷ページを表示] – チェック ボックスです。

EWS でページの

印刷機能を有効にする場合にこのチェック ボックスにチェックを入れます。ペ
ージの印刷機能を有効にすると、

EWS 経由で印刷できるようになるので便利

です。

●

[情報タブにカラー使用状況ジョブ ログ ページを表示] チェックボックス。
[情報] タブで カラー使用状況ジョブ ログ ページを表示する場合に選択しま
す。カラー プリンタでのみ使用できます。

●

[ジョブのキャンセル] ボタン – チェック ボックスです。

EWS Web ページ

のキャンセルボタンを有効にする場合にこのチェック ボックスにチェックを入
れます。無効にすると、デバイス上でユーザーが誤ってキャンセル操作を実行
することを防ぎます。

●

[一時停止

/再開] ボタン – チェック ボックスです。EWS Web ページの [一

時停止

/再開] ボタンを有効にする場合にこのチェック ボックスにチェックを入

れます。無効にすると、デバイス上でユーザーが誤って一時停止

/再開操作を実

行することを防ぎます。

●

[継続ボタン] – チェック ボックスです。

EWS Web ページの [継続] ボタン

を有効にする場合にこのチェック ボックスにチェックを入れます。無効にする
と、デバイス上でユーザーが誤って継続操作を実行することを防ぎます。

9

[サービスのオプシ
ョン]

[サービスのオプション] セクションで、セキュリティに影響を与える選択されたデ
バイス サービスを有効または無効にできます。このセクションは、以下で構成され
ています。

●

[リモート ファームウェア アップグレード] – チェック ボックスです。[リモ
ート ファームウェア アップグレード] を選択すると、リモート ファームウェ
アのアップグレードが可能になります。

●

[サービスのロード] – チェック ボックスです。[サービスのロード] を選択す
ると、サード パーティ サービスのインストールが可能になります。これらの
アプリケーションの多くは、ジョブ課金機能などの新機能を備えています。

●

[ジョブの保持] – チェック ボックスです。[ジョブの保持] を選択すると、印
刷ジョブをデバイスに保存できるようになります。プライベート ジョブや保留
ジョブなどのジョブ保留オプションがあります。排紙ビンの文書のプライバシー
を保護するため、印刷時にユーザーが在席していることを確認できます。

●

[ジョブ保留タイムアウト] – 選択フィールドです。[

[削除しない]]、[[1 時間

保留

]]、[[4 時間保留]]、[[1 日保留]]、[[1 週間保留]] から選択できます。ジ

ョブ保留が有効の場合にのみ使用でき、 選択された期間ジョブが保留され、そ
の後削除されます。ユーザーとプリンタ間の距離やジョブのキューなどを考慮
して、適切なタイムアウト値を選択する必要があります。

10

[ダイレクト ポー
ト

(USB/IEEE

1284) ]

[ダイレクト ポート

(USB/IEEE 1284)] セクションで、ダイレクト ポートを有効

または無効にできます。ダイレクト ポートを無効にすると、ネットワーク接続を通
じた印刷のみを使用できます。このセクションは、以下で構成されています。

●

[ダイレクト ポートを無効にする] – チェック ボックスです。[ダイレクト ポ
ートを無効にする] を選択すると、ダイレクト ポートを無効にできます。

11

[設定の適用]

[適用] をクリックして新しい設定を適用します。[セキュリティ] ページが開き、
設定の新しいステータスが表示されます。[キャンセル] ボタンをクリックすると、
入力した設定がキャンセルされます。

表

3-7

セキュリティ設定 (続き)

JAWW

セキュリティ

43