HP LaserJet Enterprise P3015 Printer series - ハード ドライブおよび大容量ストレージのセキュリティ設定

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ハード ドライブおよび大容量ストレージのセキュリティ設定

[ハード ドライブおよび大容量ストレージのセキュリティ設定] ページには、取り付けられている各
ドライブの詳細ステータス、暗号化ステータス、使用できる設定項目が表示されます。

3-13

[ハード ドライブおよび大容量ストレージのセキュリティ設定] 画面

プリンタに取り付けられている各ドライブの入力情報が、[ハード ドライブ ステータス] セクショ
ンに表示されます。各ドライブの入力情報には、以下のフィールドがあります。

3-8

ハード ドライブ ステータス

名前

ハード ディスク

内蔵、

EIO <スロット名>、取り付けられていません (暗号化可)、(暗号化不可)

シリアル番号

<ドライブのシリアル番号>、該当なし

ドライブ ステータス

有効、無効、該当なし、ドライブが見つかりません

44

3 章 設定 画面からの製品の設定

JAWW

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名前

暗号化ステータス

暗号化ディスク ステータス

SDLPC

暗号化

SDUPN

暗号化されていません

NDIPN

利用不可

NSDPN

サポートされていません

SDLPW、NSDPP、SDUPP、NDIPP

目的のドライブが見つかりません

SDLPN

別のデバイスによって暗号化されてい
ます

その他の暗号化ドライブが存在する場合
に、追加ドライブが存在する

別の暗号化ドライブが存在します

[

HP セキュア ハード ドライブ設定] セクションには、状況に応じて次のようなドライブ設定オプ

ションが表示されます。

3-9

ハード ドライブ設定オプション

暗号化ディスク ステータス

オプション

NDIPN、NSDPN

自動有効オプションを選択する

SDUPN

暗号化を有効にする

(ランダムまたは手動パスワード)

SDLPC、SDLPN、SDLPW

ハード ドライブを再初期化する

NSDPP、SDUPP、NDIPP

暗号化を無効にして続行する

プリンタは常に、ドライブ設定に基づいた暗号化ディスク ステータスの定義セットの

1 つとなりま

す。暗号化ディスク ステータスはそれぞれ、

EWS テキスト文字列と設定オプションのセットと関連

付けられます。

3-10

暗号化ディスク ステータス

暗号化ディスク ステータス

説明

NDIPN

ドライブが取り付けられていません。ドライブ パスワードが
設定されていません。

NSDPN

FDE 以外が取り付けられています。プリンタが FDE 機能を
使用できるように設定されていません。

SDUPN

FDE は取り付けられていますが、ロック モードで作動する
ように設定されていません。

SDLPC

ロックされた

FDE が取り付けられています。ドライブは正

常に機能しています。

SDLPW

ロックされた

FDE が取り付けられていますが、プリンタに

正しいパスワードが設定されていません。

NSDPP

FDE 以外が取り付けられていますが、プリンタはロックされ

FDE を要求しています。

3-8

ハード ドライブ ステータス (続き)

JAWW

セキュリティ

45

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暗号化ディスク ステータス

説明

SDUPP

FDE は取り付けられていますが、別のプリンタにロックされ
ています。

NDIPP

ドライブが取り付けられていません。ドライブ パスワードは
設定されています。

SDLPN

ロックされた

FDE が取り付けられていますが、プリンタが

FDE 機能を使用できるように設定されていません。

11

ドライブをワイプ中

12

HP 以外の FDE (正しい HP 識別子のない Seagate
Momentus FDE など)

13

ブリック ドライブ

(まったく機能しません)

14

USB ドライブ動作中

15

ブリック

USB ドライブ

16

FDE ドライブが存在するため、使用可能なドライブが無効に
なっています。

[セキュア ストレージ消去の実行] ボタンで、選択した永久記憶装置の内容全体を消去できます。

警告!

[セキュア ストレージ消去の実行] をクリックすると、デバイスが再起動され、選択した

永久記憶装置にあるすべてのデータとソリューションが完全に破壊されます。消去されるストレー
ジ デバイスの情報には、サード パーティ アプリケーション、保存された印刷ジョブ、保留ジョブ
などがあります。

セキュア ストレージ消去を実行すると、ストレージ デバイスを交換しても、ストレージ デバイス
のデータやアプリケーションを誰かに回復されるおそれがありません。ストレージ デバイスの取り
外し前に、すべての保存データとアプリケーションを削除する場合にのみ、この機能を使用してくだ
さい。セキュア ストレージ消去の実行には、メディアのサイズや選択したセキュア ファイル消去モ
ードによっては、

2 時間を超える場合があります。この間はデバイスにアクセスできません。

セキュア ストレージ消去の実行機能を使用するには、ストレージ デバイスを選択して、[セキュア
ストレージ消去の実行] をクリックします。デバイスが再起動され、データが削除されます。選択し
たセキュア ファイル消去モードに従って、データが消去されます

(セキュア ファイル消去モードへ

のアクセスについては、

38 ページの 「デバイスのセキュリティ設定」

を参照してください

)。セキ

ュア ストレージ消去をセキュア高速消去

(デフォルト) のファイル消去モードで実行すると 30 分以

上、セキュア サニタイズ消去で実行すると

2 時間以上かかります。

警告!

セキュア ストレージ消去が完了するまで、デバイスは使用できません。